楠賞 24時間チャリティラン&ウォーク
◆前回2001年第11回マスカットランのご報告◆
<<2012年の開催日は 月 日(土)〜 月 日(日)です>>
こんにちは ! みなさんお元気ですか?
大変長い間お休みしていましたが、第12回楠賞「マスカットラン24」の再開が決定しました。
第12回マスカット・ラン24開催要綱はこちら 参加申込書(PDF)はこちらからダウンロード
このラン&ウォークの大会は、1989年に練習会として始まり、2001年の第11回を最後に中止となっていました。
昨年3月11日に東日本を千年に一度ともいわれる災禍が襲いました。私達にできることは…と考えたとき、長い間途絶えていたこのチャリティランを復活させなければいけないと考えました。
このチャリティランは長く、病気・震災・自死などで保護者を失った子供達への奨学団体「あしなが育英会」への寄付を、その中心として続けてきました。
今回の東日本震災では、阪神淡路震災を上回る震災孤児が生まれました。
私達は、このような震災遺児の力になりたいと、このチャリティランを開催いたします。
この大会は公園内の500mの土の道を周回するもので、その周回カウントに「ランニングチップ」などを使用して距離を計測するものではありません。多くのボランティアがランナーの周回を手でカウントします。周回チェックミスも起こります。
ですが、24時間後にはすべてのランナーとボランティアは友人となっているのです。ボランティアは給水給食所の運営もやります。まさに、家族のようにランナーを支えます。
そうして、運営にかかった費用を除く、すべての収益を寄付とするものです。決算も公開していますので、ぜひご覧ください。
私たちは24時間という長さを普段体験することはありません。毎朝起き、食事をし、 通勤し、仕事をし、帰宅、食事、そして寝るという同じリズムの中で生きています。
10月のこの日はただ走る、歩く、食べるという行為に没頭した24時間を過ごすことが できます。しっかり休んで、また走っていただいてもOK。時間はたっぷり24時間。
人生について、ランニングについて、家族について、普段の生活について、その他いろ いろな事について考えることができます。
昼は夜になり、寒い夜が明けて朝が来ます。世の中がどうなろうとこの自然の営みは変 わりません。人は、疲れれば疲れるほど、苦しめば苦しむほど、楽しめば楽しむほど自然 に近くなり、優しくなれると信じています。
また、「私たち自身だけが楽しむのでなく、何か社会にも貢献できないだろうか」と、 いう考えのもとに、93年から病気遺児・災害遺児のための育英団体『あしなが育英会』 へのチャリティーを、この24時間走の目的の一つとしてきました。
どうか、日程と予算をご検討のうえ、ぜひ、ご参加ください。
では、皆さんのご健康とご活躍を、心からお祈りいたします。
マスカットランニングクラブ 代表 村松達也
平成23年12月